2026年版 外国人の中国SIMカード取得と番号維持(保号)完全ガイド

中国で働く・留学する、または頻繁に往復する外国人向けに、パスポートで合法的に中国携帯番号を取得する方法、窓口、プラン選び、出国後に低コストで「保号」(番号維持・認証SMS受信用)する方法をまとめます。

政策確認:SIM取得と保号は都市・キャリアで異なり、変更もあります。店舗説明と公式ホットライン 10086 / 10010 / 10000 を優先してください。最終確認:2026年9月。

1. 外国人は中国でSIMを契約できるか?#

可能です。パスポート保持者は中国のSIMを取得できますが、実名登録顔認証が必須で、通常は公式チャネル(空港カウンターまたは自営店舗)での対面手続きが必要です。

中国ではすべてのSIMに実名制が求められます。外国人はパスポートを身分証明として登録します。

2. 持参物#

  • パスポート原本(必須。スキャンされます)
  • 有効なビザ/居留許可(確認されることが多いので持参)
  • 本人来店(顔認証。代理不可)
  • SIMロック解除済み端末(中国4G/5G帯域に対応)
  • 中国の住所/連絡先(記入を求められる場合あり)

小さな代理店はパスポート非対応のことが多く、主店舗へ案内されます。空港カウンターか大都市の自営主店舗が最も安全です。

3. 2026年のおすすめ窓口(外国人向け順)#

1)空港キャリアカウンター(到着当日、最も便利)#

北京首都/大興、上海浦東/虹橋、広州白雲などの主要空港に中国移動・聯通・電信のカウンターがあります。

利点:外国人向け手順が成熟、当日開通。
欠点:プラン選択肢が少なめ。市区より高めになることも。

2)市街地の自営営業庁(選択肢が多く、保号相談向き)#

中国移動・中国聯通・中国電信の自営店舗(代理店ではない)へ。

利点:プランが豊富、保号相談しやすい、その後の手続きもスムーズ。
欠点:住所を探す必要がある。小店舗はパスポート対応が弱い場合あり。

3)オンライン事前登録+空港/店舗受取(一部キャリア)#

一部キャリアは外国人向けオンライン事前登録と対面受取を提供したことがあります(政策は変動。公式サイト/客服で確認)。

完全オンラインは通常不可です(パスポートと顔認証は現場必須)。

2026年の変更:2026年8月1日以降、中国移動のインターネット販売は公式APP/公式サイトに限定され、第三者プラットフォームでの号卡販売は終了しました。外国人はオフライン公式窓口を推奨します。

4. どのキャリア?#

キャリア外国人向け特徴
中国聯通★★★★☆パスポート手続きが比較的成熟。一部都市で事前登録。店舗多数
中国移動★★★★☆カバレッジ最大、空港が多い。2026年8月以降オンラインは制限
中国電信★★★☆☆可能だが小店舗は不慣れなことあり。主店舗へ

優先は聯通または移動の空港/大型自営店。

5. プラン選び(日常利用+将来の保号)#

短期滞在(観光/ビジネス 1–4週)#

プリペイド観光プラン(データ+少量通話)、契約なし。目安:数十〜約100–200元(データ量による)。

中長期滞在(留学/就労 3か月以上)#

月額プラン(後払いまたは月次プリペイド)。外国人向け・無契約オプションを確認。領収書/電子請求を保管。

将来保号するなら#

  • 長期契約なしを優先(違約金回避)
  • 停機保号や最低月額への切替可否を確認
  • 付加サービス(動画パック、会員など)は最小限に

6. 「保号」とは?外国人はどうする?#

保号とは、出国中も番号の所有権を維持し、再利用や一部SMS認証の受信を可能にすることです。

主な方法#

1)停機保号(推奨)#

  • 通話・データは停止、番号は維持
  • 費用:おおよそ月5元前後(地域差あり)
  • 方法:パスポート持参で店舗、または公式客服(外国人は店舗が多い)
  • 制限:停止中はすべてのSMSが届くとは限らない。事前テスト必須

2)最低月額プラン#

  • サービス継続のまま最安月額(例:6–20元/月)
  • 利点:SMSが比較的安定
  • 欠点:停機保号より高いことが多い

事例:上海聯通で月6元前後、移動で最低月額18–20元前後という報告あり。

外国人向け手順#

  1. 資格確認:パスポート利用者で停機保号できるか確認
  2. 未払い清算:未払いがあると手続き不可
  3. 対面申請:自営店でパスポート提示。月額と最長期間(多く1–3年)を確認
  4. SMSテスト:停止前に銀行・微信・支付宝などの認証コードを受信
  5. 復機方法を記録:本人来店が必要か、オンライン可否を確認

7. 保号期間の注意点#

  • 期限内の支払い — 未払いで番号失効の恐れ
  • SMS互換性 — 停機≠全SMS受信可
  • 復機 — 本人+パスポートが一般的。手数料の場合あり
  • 一証多号の上限 — 同一パスポートで登録できる番号数に制限がある場合あり(例:最大5)
  • 出国前のバックアップ — 銀行・決済・SNSの紐付けをリスト化

8. FAQ#

Q1. 中国IDがなくパスポートだけでも契約できる?#

可能です。パスポート原本で、公式営業庁または空港カウンターへ。

Q2. 小店舗が「パスポート不可」と言ったら?#

そのキャリアの自営主店舗または空港へ。代理店はシステム/経験不足が多いです。

Q3. 停機後も微信/支付宝のコードは届く?#

保証はありません。停止前に重要アプリでテストしてください。

Q4. すでに出国済みでも保号できる?#

原則本人+パスポートで店舗申請が必要。可能なら出国前に完了を。出国後の客服成功率はキャリア次第です。

Q5. 最長どのくらい保てる?#

多く1–3年(現地政策)。復機しないと自動解約の可能性。

Q6. 外国人にeSIMは使える?#

一部で試験中ですが、実名手続きは複雑です。当面は物理SIM+対面パスポート登録が安全です。

9. よくある失敗#

  • ❌ 小さな代理店だけで諦める → 空港/自営主店舗へ
  • ❌ 付加サービス過多 → 保号中も課金が続く
  • ❌ 開通直後に停機 → 通常利用を1–2週してから
  • ❌ 停機でも全SMSが来ると思い込む → 事前テスト
  • ❌ 未払いのまま出国 → 番号回収/再契約トラブルの恐れ

10. 出国前チェックリスト#

  1. 無契約か、違約金を把握
  2. パスポート利用者の停機保号可否を確認
  3. 未払いをすべて清算
  4. 微信・支付宝・主要銀行・メールなどでSMSテスト
  5. 店舗で停機保号を完了。月額・期限・復機方法を記録
  6. 番号に紐づく重要アカウントをバックアップ
  7. 月次課金確認のカレンダーリマインダーを設定

11. 保号が難しい場合の代替#

  • 最低月額プランを継続(SMSがより安定)
  • 第三者の仮想番号/転送(プライバシー・コンプライアンスに注意)
  • デュアルSIM:中国番号を保号+本国番号+ローミング/eSIMを日常利用

12. 公式窓口#

「foreigner passport stop-service number retention」(停機保号)と伝えるか、店舗で相談してください。

13. 関連記事#


重要:政策は変わります。特に2026年8月以降の中国移動オンライン制限に注意。外国人は自営店舗+パスポート原本が最も確実です。

最終更新:2026年9月|本ガイドは継続更新中